★ゴミ屋敷が悪化してしまう実情

近年では、ゴミ屋敷が増えていることが社会問題化していますが、なぜこれまで大変な状態になるまで放置してしまうか、不思議に思う方も多いかもしれません。

ゴミ屋敷は急に起こるものではありません。

綺麗だった住居が少しずつゴミ屋敷へと変化していきます。

そこには住人の性格や生活リズム、身体の健康状態などが深く関係しています。

そこをキチンと自覚し改善できないでいると、ゴミはあっという間に増え、気付けばゴミ屋敷になっていたという人は少なくありません。

それでは、どのような人がとんでもないゴミ屋敷にしてしまうかというと、まず性別や年齢は関係ないということです。

テレビで目にするようなゴミ屋敷が取り上げられる番組では、一人暮らしをしている高齢者が映っていることがありますが、意外にも若い人もゴミ屋敷に住んでいるケースもあります。

一軒家やマンションベランダなどにゴミが溢れてくると人の目をひきますが、ひっそりとマンションの一室をゴミ屋敷にしてしまう若い世代が多いのも実情です。

40代～60代の方は仕事で重要な役割を任されていたり、仕事以外で親の介護をしている人も多く見られます。

仕事と、親の介護の両立におわれて家の片付けまで体力が追い付かない人や、夜勤が多く生活時間が逆転している人は注意が必要です。

前日の疲れが取れないままで、ゴミ収集の時間を寝過ごしてしまったというケースは多々あります。

介護職や看護師など夜勤が多い職種の人は、シフトを昼にしてもらったり、休暇を取ることも重要です。

時には休暇で気分をリフレッシュさせたり、家の片付けに時間を割くことができればゴミ屋敷化を防げる確率が上がります。

忙しくて手が回らないという人は、ヘルパーに頼んで掃除してもらうという方法もあります。

今の生活状況をよく把握することで、ゴミ屋敷は防ぐことができます。

ゴミ屋敷化が進むにはいくつか共通することがあり、自身の生活状況を正確に知ることでゴミ屋敷になることを防ぐことができます。

本人にとっては要る物でも、傍から見ればゴミにしか見えないものもあります。

仕事が忙しくて時間の余裕がなく、部屋の掃除ができない場合は食べ残しなどのゴミや、生活ゴミが少しづつ溜まってしまいます。

対して前者は勿体ないという心理が強くどんなものでも、いつか使えるかもしれないから、捨てないでおこうと考えるケースです。

何年も着ていない服やカバンを大事に残していて、足の踏み場がない状態になるとそれは、すでにゴミ屋敷化しているかもしれません。

ゴミ収集時間が合わないなら、24時間のゴミ出し可能なマンションに引っ越すなどの対策でゴミを溜めこむ心配がなくなります。

家にある物で何年も使っていないものは思い切って処分しましょう。

3年使っていない衣類や靴、カバンなどは傷みが激しかったり、一見綺麗でも見えない場所で劣化が進んでいる場合が多いです。

★不用品回収や買取査定でゴミ屋敷の対策ができます。

物を大事にするあまり、なかなか物を捨てられなくなって家をゴミ屋敷にしてしまう人も、思い切って処分することが大事です。

状態の良い物や年式の新しい物は買取査定の対象かもしれませんので、回収業者や買取業者に査定依頼をしましょう。

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