以前、長崎県島原にある旧大野木場小学校に訪れたことがありました。
火砕流に飲み込まれ全焼した小学校が残されています。
また、現在でもその火砕流に被災した千本木地区は立入禁止区域となっていました。
さて、これもまた職業病と呼べてしまうものなのか、旧大野木場小学校は当時のまま残されています。
ひしゃげた窓枠、飛び散ったガラス片、そして破損した大量の机と椅子…。
記念館のような形で保存されているので、不用品というわけではありません。
ですが、机と椅子はその役目を終えている状態です。
そういったものを見るとついつい仕事のことを考えてしまいます。
これらを持っていくのに必要なトラックは、量は、価格はと。
不謹慎というのとは少し違いますが、純粋に歴史を追えない自分がいます。
廃墟に興味のある方にも楽しめるというと少し違いますが、考えさせられるものだと思います。
一番のネックはそのアクセスの悪さでしょうか…。
機会があれば是非立ち寄ってみてください。